■住居所調査の調査内容

公示送達・付郵便に関する現地調査は、裁判所指定の調査項目に基づいた調査を行います。

【現地調査】

まずは、情報による当該住所に足を運び、直接対象者宅に訪問、接触できた場合、写真撮影などを行います。

【周辺調査】

対象者と接触ができない場合、住所周辺の情報を収集し、可能な限り写真撮影します。

【電気やガスメーターの確認】

各メーターが稼働しているかどうかを確認、居住実態を探ります。

【郵便ポストの状況】

集合ポスト等、郵便物の状況確認をします。郵便物の受け取りがある程度正常である場合、住んでいる可能性が高まります。

【洗濯物の有無】

外部から見える範囲で、洗濯物の有無を確認します。日常生活の痕跡として洗濯物が見受けられることがあります。

【電灯の状況・窓、カーテンの状況】

当該の居住地内で明かりが点いているか否か、又窓のカーテンの状況を確認します。

【近隣家屋や管理会社への取材】

近隣や管理会社へ取材し、情報収集をおこないます。戸建て住宅の場合、近隣家屋に取材することで、対象者の居住状況や帰宅時間、並びに行動パターンについての情報を得られる場合があります。

尚、マンション等、集合住宅の場合、管理会社に連絡取材をしますが、個人情報の関係から、詳細な情報提供は期待できないこともあります。

これらの調査手法を総合的に活用し、対象者の住所を特定し送達を着実に行います。