ご主人からのある日のお問い合わせ。
「先日、風俗のサイトで見かけた女性の紹介ページがあるんですが…顔はぼかしてあるものの、どうも自分の妻に似ているんです。真実を確かめたい」
――ということで調査開始。
大阪環状線の某駅。近くにホテル街が広がる、いかにもなエリア。
待ち合わせは指定のコンビニ前。現れたのは40歳前後の普通の女性。いわゆる熟女系の「ホテヘル」という業種でのお仕事のようです。
私も調査員として同伴。近くのホテルへと入り、女性がお店に連絡している様子を確認。
「60分、15,000円」を渡すと、彼女はにっこり。
もちろん、こちらはあくまで調査。やましい気持ちは一切ありません(苦笑)。
時間の合間には雑談も交えての“聞き込み”。
そこで語られたのは意外にも赤裸々な本音でした。
「主人とは仲は悪くないけど、結婚して10年、何か物足りない。
バレたら離婚になるかもしれないけど、私はこの仕事を辞めないと思う。だって好きやねん、この仕事」
なんとも強かで、どこか吹っ切れた言葉。
後日、顔写真を含む調査報告をご主人へ。
結果はやはりビンゴ。
そして当然のごとく、離婚へと話は進みました。
女性というのは、本当に強い生き物だなぁ…としみじみ思った調査案件でした。